野菜ジュースに表示されている350gという数字について

野菜ジュースに表示されている350gという数字について 野菜ジュース
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コンビニなどでもずらりと並んでいる野菜ジュースですが、パッケージに350という数字が表示されている物があります。

これは、何の数字かな?っと思いますよね。

1日分の野菜350gとは?

結論からいうと、350gという数字は健康維持の為に日本人が1日に食べて欲しい野菜の量として厚生労働省が推奨している数値になります。

詳しくは厚生労働省のサイトの健康日本21(栄養や食生活)の中で目標値として書かれていますよ。

カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンなどの摂取は、循環器疾患やがんの予防に効果的に働くと考えられているが、特定の成分を強化した食品に依存するのではなく、基本的には通常の食事として摂取することが望ましい。(中略)栄養素の適量摂取には野菜350~400gの摂取が必要と推定されることから、平均350g以上を目標とする。

つまり、生活習慣病などの病気の予防対策として、1日に350g以上の野菜を食べましょうと言っています。

これは平成9年の国民栄養調査結果に基づき、1日の野菜摂取量が不足しているので出された目標数値です。

その為、当時は350gという数値が話題になったのでしょうが、現在は健康に興味のない元気な方などには知られていない数値なんでしょうね~。

 

逆に健康志向の高い人にアピールするには、野菜ジュースのパッケージに350gという数字を表示することは、販促効果の上昇につながるんでしょうね~。

 

カルシウム摂取の目標値

健康日本21の中では、1日のカルシウムの摂取量も推奨されています。

カルシウム不足を補う為に、カルシウム量が多い牛乳・乳製品を130g、豆類を100g、そして緑黄色野菜を120g以上は食べましょうと載っています。

ということは、1日に食べる野菜の350gの中で、120g以上は緑黄色野菜を食べるのがベストのようですね。

 

でも、緑黄色野菜ってなんだろうと思っている人もいるかと思います。

緑黄色野菜に分類する基準は、食べる部分の100g当たりのカロテンの含有量が600μg以上の野菜となっています。

緑や黄など色で分類したわけでは無いんですね~。

主な緑黄色野菜:オクラ、かいわれ大根、かぼちゃ、ケール、小松菜、春菊、トマト、チンゲン菜、にんじん、パセリ、パプリカ、ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草、芽キャベツ など

 

まとめ

350gという数字は厚生労働省が推奨していた1日に野菜を摂取する推奨値でした。

ですが、1日に350g分の野菜を食べましょうという事ですが、栄養成分についての目標数値は表示されていません。

野菜はそれぞれ栄養成分が違っています。

350gの量の野菜や肉などの食材を使った料理を食べた場合、栄養成分の組み合わせで吸収率が上がる成分もあります。

なので、色々な種類の野菜やその他の食材を一緒に食べると効果的のようです。

ただ野菜の栄養成分は気象状況や栽培方法などでも違いが出てくるので350gというのはあくまでも目安の数値のようですね。

朝はパンだけという方は、野菜ジュースなども追加して飲むのが簡単で便利ですね。

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