「野菜ジュースを自宅で作って飲んで元気になるぞ~」っと思った時に、調理する器具はどれにすれば良いのだろうと悩みませんか?。
調べてみるとジュースに加工する調理器具には、ジューサー・ミキサー・ブレンダーなどの製品がある事を知りました。
はて?何が違うんでしょうね~。
ジューサーとは?
野菜や果物をジュースにする器具を、「ジューサー」と呼んでいます。
食材を搾って、水分と食物繊維などのカスに分離しているので、サラサラの100%ジュースを作る事が出来ます。
毎回カスが出るので、カスを利用して料理に使用するなどのレパートリーの探求が開始されるようになりますね。
尚ジューサーは、食材を粉砕する器具の回転数の違いで、高速ジューサーとスロージューサー(低速ジューサー)に分ける事ができます。
高速ジューサー
粉砕器具部分が高速回転して野菜を搾ってすりおろすので、短時間でジュースが出来上がります。
製品によって異なりますが、回転数は1分間で10,000回転以上になります。
高速回転の為に泡立ってしまいジュースの中に空気が入ってしまうので、酸素の影響で酸化しやすくなるというマイナス点があります。
スロージューサー
スロージューサーは、石臼でつぶすようにスクリュー型の粉砕器具がゆっくりと回転して食材を搾ります。
回転数は1分間で60回転以下の製品が多いようですね。
ゆっくりと回転する事で摩擦熱の発生を抑えて、酵素や栄養素が壊れにくいというメリットのほかに、動作音も静かになりました。
また、金属の刃を使用していないので、スクリューを洗う時にケガをする心配がなくなりましたね。
ミキサーとは?
ミキサーは金属の刃を回転させて野菜を細かく切り刻む器具で、野菜などのジュースを作る場合は水分が足らないので、水や牛乳などを加えます。
食材をすべてジュースにしているので、サラサラとしたジュースにはなりませんが、食物繊維を丸ごと摂取する事ができます。
ただ、金属の刃が回転して野菜を切り刻む時に摩擦熱が発生する為に、酵素や栄養素も破壊されて、細胞もダメージを受ける為に酸化を進めてしまうというマイナス点があります。
ビタミンやカロテノイド、ポリフェノール、酵素などは熱に弱かったり酸化して失われやすい栄養素になるので、ジュースを作ったら早めに飲むようにしたいですね。
食物繊維をとりすぎると腸に負担がかかってしまうので、胃腸が弱っている方は飲み過ぎないように調整が必要ですね。
ブレンダーとは?
ブレンダーは、ミキサーのもうひとつの呼び方となっているので、機能や性能はまったく同じ製品になります。
日本ではミキサーという名の商品が多いのですが、海外ではブレンダーというのが正式な名称の製品が多くなっているようですね。
まとめ
今回「ジューサー」と「ミキサー」と「ブレンダー」の違いを理解する事ができました。
ジューサーについて
- 高速ジューサーとスロージューサーの2種類がある。
- サラサラな100%ジュースと繊維のカスに分離する事ができる。
- 高速ジューサーはジュースが泡立つので酸化しやすくなり栄養素の減少につながる。
- スロージューサーは栄養分を無駄なく摂取するのに一番最適な器具である。
ミキサーとブレンダーについて
- 日本の場合は、ミキサーとブレンダーは同じ機能の製品で呼び方が違うだけ。
- 食材を無駄なく利用するので食物繊維も含まれたジュースになる。
- 金属刃が回転する事で熱による栄養分・酵素の破壊や細胞破壊による酸化が進行してしまうデメリットがある。
栄養分を効率よく摂取する事を考えるとスロージューサーが最適ですが、どの器具でジュースを搾っても酸化が進行する前に早めに飲むようにしたほうが良いようですね。
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